ロナウドがマドリーを去り、メッシは怪我で不在の今回のクラシコ、蓋を開けてみればまさかのマニータでバルサ圧勝。3点目のスアレスはまさにミスター理不尽としか言いようがなく、深夜なのに連れと爆笑してしまった。近所の皆様すみませんでした。しかしマドリー、後半開始からの約15分間を除けば、もはやマドリーらしさの面影もなく、ロペテギの去就はさておき、ジダンそしてロナウドの退団、W杯からのゴタゴタも含めた最高責任者であるペレスは、これでもまだパルコに居座り続けるつもりなのだろうか。まあマドリーで一番余人をもって代えがたい存在なのだろうが。
 さて、このマシア本の表紙を飾る6人のうち、今回のクラシコに出場したのはピケのみ。メッシは怪我だけど、ほかの4人はすでにバルサを去っている。そんなに長年バルサを追いかけてきたわけではない自分にとっても、このかつてのカンテラーノ達が監督・選手として団結しバルサを至高のステージに導いていた頃を想うと、時の流れは早いなあと感じる。そしてバルサ史上、いやフットボール史上最高のチームを支えたこの6人そしてプジョルが、役目を変えつつ再びバルサエスクードの下に集結する日が来たら、「クレ」としてはいっそう感慨深いのだろうな、と。その時バルサの前に立ちはだかっているのが、ラウールやグティ、カシージャスが帰還したマドリーだったら、なおのこと。
(2018.10.30)
おまけ:ラウールvsジダン
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